12月24日に【ゆるぽか内観法】第2期のセミナーが行われました。
お寒い中、足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
早速、感想が届いています。
その方は、日ごろから瞑想をされている方なのですが、朝の瞑想のまえに「ゆるぽか内観法」を行ってみたら、これまでにないほど深く瞑想に入れて驚いた、とおっしゃっていました。
「ゆるぽか内観法」は、確かに自律神経のバランスを回復したり、心を落ち着かせたりと健康面・心理面での効果が期待できるのですが、
「ゆるぽか内観法」に内臓されている「自律訓練法」は、本場ドイツでは「西洋のヨーガ」と呼ぼれているほど、心身統一の修行と同格に扱われていますし、「軟酥の法」もまた、もともと禅のお坊さんが広めたものだと考えると、
「瞑想の質がよくなった」という感想があっても不思議ではないのかもしれません。
その方の場合は、別の目的で来られたわけですが、思わぬ効果に大変お喜びでした。
この方の場合、もともと内観法に慣れていらっしゃる方なので、このようにすぐに効果に気づくことができましたが、慣れていない方の場合には、変化が感じられなくても、まったく心配には及びません。
これまでの感想の中にも、いつの間にか疲れにくくなった、落ち着きが増して人間関係が円満になったという報告がございましたが、いずれもセンセーショナルな形ではなく、「いつのまにか」「無理なく」「自然に」そうなったというご報告だったからです。
「その効果が現れるまでには遅速があるが、それはこの法を熱心に行ったかどうかによるだけのことである」 (『夜船閑話』白隠禅師)
来年もまた、この言葉を信じて、私自身も精進していきたいと考えております。
これからますます寒い日々が続くと思いますが、皆様、良い年末年始をお過ごしください。
来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。
「ゆるぽか研究会」代表 岩田明子